中学3年

中学3年

中3 3

足ががくがくした。のどの奥がぎゅっと細くなって締め付けられるように痛む。息を吸い込む度にのどが締め付けられる。吐くときも苦しい。普段はどんな風に自分は呼吸をしていたんだろう。思い出せない。 私は咲に聞きたいことを立て続けに聞い...
中学3年

中3 2

「居間に行こうか。」 私が玄関のすぐ脇にある居間に行くと、黙って咲もついてきた。 そしてソファーに並んで腰かけた。そのままどのくらい時間がたったのか憶えていない。ほんの数分だったのかもしれない。 「言いたくなかった...
中学3年

中3 1

何の変哲もない朝だった。10月の中旬を過ぎて空気が冷たくなってきていた。私はいつもと同じ時間に出勤して自分の席でいつものようにスマホの通知を確認した。 一件の不在着信がいつもと違っていた。 発信元は娘の咲の通う中学校だっ...