咲がうつ病なのではないかと思うようになったのは【バーゲン本】自殺ー10代のメンタルヘルス6 (10代のメンタルヘルス) [ ジュディス・ピーコック ]を読んだからだった。
17ページにこういう一文がある。
自殺の危険性が高い10代はほとんどがうつ病です。
同じ本の18ページには
重いうつ病の人は自殺の危険性があります。自殺をする人の60パーセント以上が重症のうつ病です。うつ病の人は絶えず悲しい気持ちでいるので、自殺によってその気持ちからのがれられると思うのです。躁うつ病やパニック障害など、他の精神的な病気でも自殺の危険性は高いといえます。自殺はこうした病気の症状でもあるのです」
と記載がある。
この本は62ページの短い本です。参考にはなるとは思いますが繰り返しの表現もところどころあり買わなくてもいいかなと思いました。個人的な意見です。
自殺する人の60パーセント以上が重症のうつ病だというのなら咲きっとうつ病なのではないだろうかと、私は思い、夫に話してみると夫もそうかもしれない、と賛成意見だった。また「うつ」を治す最新版 (PHP新書) [ 大野裕(精神科医) ]の18ページには
自殺は、最近の大きな社会問題です。1998年には、自殺で亡くなる方が、初めて年間30,000人の大台を超え2011年まで続きました。これは交通事故による死亡者の何倍にもなります。自殺の背景には程度の差はあるものの、うつ病やうつ状態が存在していることが多いと考えられます。新聞やテレビなどの報道では、自殺のきっかけとして経済苦や病苦などが挙げられています。確かにそれは一つのきっかけにはなりますが、精神医学的には、経済苦や病苦をきっかけに抑うつ感が強まり、自ら命を絶とうと思い込むまでになったと考えるのが自然です。精神医学の専門用語に、心理的剖検(サイコロジカル・オートプシー)という言葉があります。これは、亡くなった人が死ぬ前にどのような精神状態にあったかをさかのぼって調べる研究方法です。そこからは自殺者の9割以上に精神疾患が認められたという結果が得られています。中でも、中高年者の場合は、うつ病と考えられるケースが明らかに多かったと言われます。」
と記載がある。ほとんどの自殺は精神疾患が原因であるということだろうか。ジュディス著の「自殺」では自殺者の60パーセント以上が重症のうつ病とされていた。この二冊の本が本当なら自殺者の6割が重症のうつ病、3割は他の精神疾患を持っていたということになるのだろうか。咲はうつ病なんだろうか。他の精神疾患なんだろうか。